【No.408】
多目的室(アクティブラーニング教室)における授業実践報告

 

○●○ 多目的室(アクティブラーニング教室)における授業実践報告 ○●○
 
2012年4月に本学の総合メディア基盤センターにあるコンピューター利用室がアクティブラーニング教室へ改修された。現在、総合メディア基盤センター所属の教員を中心に授業が実施されている。教室内3面の壁全面がホワイトボードのようになっており、スペースに制限なく、学生・教員は議論等で活用できるようになっている。プロジェクターは6つ備え付けられており、学生・教員は無線でプロジェクター接続ができる。スクリーンは4面と床面にプロジェクター2つ分の画面投影が可能となっている。机は台形型であり、グループ人数に応じて、組み合わせることができる。椅子も3色あり、グループ学習等で、ランダムグループを作成する場合にも活用可能である。このデザインは「しいのき迎賓館」3階のセミナールームにも導入されている。
 
 6月頭に本センター教員で実施している授業「学生と大学システム」の1コマ分を当該教室で行った。真ん中の床面に授業資料を投影し、受講生はそのスクリーンを囲むように、説明を聞く。それを見ながら、各グループがグループ課題に取り組んでいます。書くことができる範囲が決まっていないため、受講生は自由に各人の思考を書き、整理をし、グループで統合するといった活動が見られた。大変興味深かったことは、壁全面を使って、思考を可視化されることで。グループがお互いの内容、整理の方法など参照し合い、自身の内容へ反映させることであった。各グループの書き方、内容を見て、書く観点、表現の仕方を見て、自分で実践するということが促進される効果は注目する点である。グループ課題後、ポスターセッションのように、お互いの書いた内容を見てまわるように促した。時間がなく、質疑・コメントまで取り入れる時間はなかったが、ポストイットを使って、コメントをさせるといった活動を導入すると効果があるように思われた。
 「サポートなしでも使えることが重要」と総合メディア基盤センターの森 祥寛先生が言われたが、プロジェクターなどの機器類の操作も、操作のリモコンが操作台の上にあるが、直感的で大変わかりやすい。スイッチの位置、ケーブルの接続等の基本的操作の説明を一度受けた後はサポートがなくとも使えると思われる。
森先生によると、授業時間以外であれば、セミナーやゼミ等でも使用できるとのことであった。実際にゼミにおける研究のブレインストーミングでも利用された例があった。これからの人材育成において、問題解決力、マネージメント力等の育成が重要とされているが、講義型授業に加え、プロジェクト学習といったアクティブラーニングが導入されていくことが増えていくことが予想される。その際、多目的室のような、受講者の積極的な学習活動を支援する空間が重要となる。是非、一度、見学をし、授業でどのように利用できるか、検討してもらいたい。
(文責 教育支援システム研究部門 山田政寛)
 
 
○●○ ランチョンセミナー 6月の予定 ○●○
本センターの活動の1つに、ランチョンセミナーがあります。センターの業務や学生支援、留学等の学内の制度紹介、先生方の研究知見の紹介といった学生向けの情報発信の場、またサークル紹介といった学生自身が情報を発信する場として活用されています。6月は前半部は外国語教育研究センターとの共催で、外国語学習月間となっています。後半の方では地域連携、環境保護に関する内容になっております。
 
日付 タイトル 担当者
6月21日(木曜日) 中国語の魅力と学び方 趙菁(外国語教育研究センター)
6月22日(金曜日) フランス語の魅力と学び方 三上純子
6月25日(月曜日) 金沢大学放送局ウェブクラスによる地域連携 金沢大学放送局 WEB-KURS(学生プロジェクト)
6月26日(火曜日) 能登における環境保全の研究の取り組み 堀内美緒(地域連携推進センター・博士研究員)
6月27日(水曜日) 里山里海アクティビティについて 水口亜紀(地域連携推進センター・研究員 協働ディレクター)
6月28日(木曜日) これから面白くなる!学生の地域貢献プロジェクトについて 竹田裕一郎(総務部総務課地域連携係)
6月29日(金曜日) 地球環境の未来は?リオ国際会議からのメッセージ 鈴木克徳(環境保全センター)
 
ご確認の上、学生への情報提供をして頂けると幸いです。
大学教育開発支援センター http://herd.w3.kanazawa-u.ac.jp/research/luncheon/2012/